母校『進路部通信』第20号に山下信一郎さん(37)が寄稿

 文化庁・文化財調査官 山下信一郎さん(37)が1月20日発行の『進路部通信』第20号に「歴史・遺跡と向き合う人生」と題して寄稿されました。

 小学校低学年から歴史や遺跡が大好きだった山下さんは、新宿高校に入学した頃には歴史学者となって大学で教鞭をとるか、社会科教師になる夢を持っていたそうです。東大文学部では専門課程に進み、日本古代史で卒業論文を書かれ、その後大学院に進まれました。
 予想通り就職で苦労された後、博士課程最後の平成8年に奈良国立文化財研究所(奈良研)に採用され、以後6年間の同所での研究生活を経て、平成14年から文化庁に異動され現在は文化財調査官として遺跡保護行政で多忙な日々を送られています。

 新宿高校を卒業して31年、子供のころの夢が叶い大好きな歴史・遺跡を向き合う人生に大きな喜びを見出し、誇りをもって文化財保護に打ち込む姿が文面からにじみ出てくるようです。進路部通信寄稿内容はこちらからご覧下さい。

  山下さんは「奈良研」時代の研究生活を平成10年7月発行のPTA会報88号に「木簡は語る」(同窓生シリーズ36)と題して寄稿されています。つながりの深い内容ですので、こちらをご覧下さい。