阿部浩一さん(38)から新著(共著)寄贈

 阿部浩一さん(38)から『東北近世の胎動』『東北史を開く 史学会125周年リレーシンポジウム2014』の新著2冊(ともに共著)を寄贈いただきました。

 福島大学教授の阿部さんは昨年5月、創刊されたばかりの母校「進路部通信―新宿進化」第2号に「歴史学の大学教員として、福島県の復興に携わる」と題して寄稿され、それを読まれた当時の戸田校長先生が感激して同窓会室までお礼と感想を述べに来られたことがありました。
 記事はこちらからお読みになれます。 
 その原稿にもある通り、阿部さんは東日本大震災以降長く、福島の研究者仲間や文化財関係者、学生たちと一緒に、福島の歴史・文化遺産の保全活動に取り組んでこられていますが、共著とはいえこうして久し振りに研究成果を発刊されたということは、徐々に研究活動にも本格的に取り組む時間的が出来てきたのでしょうか。 そうであれば、震災からの復興も少しずつ軌道に乗って来た証と喜ばしいことで、そう願わずにはいられません。