平成21年度九州朝陽会総会報告

  九州朝陽会21年度総会は去る10月24日(土)いつもの福岡市内中華菜館「福新楼」で開催 された。

 参加者は元長崎県知事の高田 勇(旧18)大先輩を筆頭に最若手の白井 康生氏(新 47)まで16名で、例年に比べいささか寂しさを禁じえなかった。しかし朝陽会本部からは秋 山小南事務局長が加わり、2テーブルを囲み少ない人数ながら楽しい歓談のひとときであった。

  会は岡本 稔氏(新14)の司会で、石井 幸孝会長(新3)の挨拶に始まり、小泉 純理幹事 長(新7)の事務局年次報告(年度会計報告、会員動静、新任幹事紹介、新規会員勧誘依頼、会 報の継続発行など)があり、引き続き本部秋山事務長からスライドによる母校の現況、母校界隈 の変遷などの詳しい説明があった。現在の母校が一時期の低迷期を脱して、古き良き昔の伝統あ る新宿高校に戻りつつある様子が感じ取られたのが、なによりうれしく印象的であった。初代校 舎に育った我々半世紀前の同窓生にとっては、雲泥の差ともいうべき恵まれた設備を有する現在 の環境に育まれる後輩達が、再び全国に母校の名声を轟かしてくれるのを大いに期待したいもの である。

  前座の一時間があっという間に過ぎ、記念写真の撮影をし、大先輩の高田 勇氏の戦時中母校の 生徒の日常話しを交えた音頭で乾杯となり懇親会の場へと入った。二卓の間を世代を越えた交流 も自由に歓談が進むうち、石井会長の現在すすめていられる「古代官道シンポジューム」の話し を皮切りに、川辺先輩のネンリンピックでのご活躍など、有志会員それぞれのスピーチに参加者 一同が興味深く傾聴するひとときがあった。

 いずれにせよ旧制の高田先輩をはじめ、既に卒業以 来半世紀以上を経た諸先輩達の元気に多方面で活躍されている姿に、迫りつつある高齢化社会の あるべき姿を我々後輩は大いに示唆されたのではなかろうか。 

  最後は老若相和して、秋山事務局長持参のカラオケテープ伴奏で定例の「校歌」「健児の歌」を歌 い、川辺先輩の閉会の辞で21年度総会も無事終了した。

  その後、なんと遠隔会員の高田、川辺両先輩を除く参加者全員が中洲の森 重夫会員(新10  回)のお店「コザック」に二次会へと流れ、尚歓談の時が続いた。


 九州参加者 高田 勇(旧18)、川辺正行(新2)、石井幸孝(新3)、豊田信夫(新7)、小泉純理(新7)、森 重夫(新10)、成瀬輝一(新12)、大羽宏一(新13) 、岡本 稔(新14)、野上秀昭(新15)、佐藤一生(新16)、坂内英一(新16)、諌山忠則(新19)、山下美智恵(新29)、沼田京子(新29)、白井康生(新47) 

九州朝陽会小泉幹事長記