第33回ミニいちご会

 第33回ミニいちご会(15回生同期会)は、4月8日(土)12時から東京ガス四谷クラブで行われました。

 ミニいちご会としては記録的な58名の同期が集まり、元文化庁長官青柳正規さんの講演と後に続く懇親会、合計3時間を旧友とともに楽しく有意義に過ごしました。 我が国言論界をリードする一人として確固たる地位を固めている青柳さんは、友人たちを前にリラックスしつつも、持ち前の「文化立国論」を熱く語りました。

 「文化立国論」は西洋美術館長、国立美術館理事長在職時代から多くの場面で発言されてきましたが、日本の現状を「今の日本は手足にしもやけができている状態。血の巡りをよくしないと全身状態が悪くなる」と指摘、文化庁長官を経て更に説得力を増してきた講演は友人たちの共感を呼びました。 青柳さんは文化庁退任後の現在も休む間もなく、オリンピック・パラリンピック組織委員会文化・教育委員会委員長、「富士山世界遺産国民会議」理事長に就任されるなど、幅広い分野の活動を繰り広げています。 日本の文化立国実現に、青柳君の活躍に旧友の期待はいやが上にも高まりました。