三潴信道さん(14)から新著『小説 私編落窪物語』寄贈

 三潴信道さん(14回)から新著『小説 私編落窪物語』を寄贈いただきました。
  少年時代は国語学者を夢見ていた三潴さんは銀行を定年退職した後、お父様から譲り受けたままになっていた『新釈日本文学叢書』全23巻に取り掛かるうちに、まず興味を持ったのが『落窪物語』だそうです。
 そして、この面白い本をもっと普通に、日本人が読めるようにできないか、と考え、自分なりに現代語・現代文に変換を試みたのが本書、すらすら読めて、しかも原文の筋は違えずに判りやすい現代語で表したいと取り組まれた結晶です。