最後の 十日会 開催報告

 2024年5月11日に新宿三井倶楽部で、31名のOB、OGを集め、最後の十日会が開催されました。

 十回会とは、新宿高校バスケット部を援助(経済的支援及び人的支援)するために朝陽籠球部(新宿高校バスケット部のOB会)の有志が、70年前に、寺内大吉和尚(旧13回・成田有恒)を中心に結成され活動してきました。十日会の活動は、武富邦中(旧18回)、三浦正純(新6回)を中心に、現役の支援と会員の親睦をかねて、続けてきました。

 今回の集まりでは、太田公子(新19回)が司会を務め、小宮山亨(新12回)十日会会長の挨拶から、市川信行(新22回・朝陽籠球部会長)、最も若い山本哲郎(新34回)までOB20名、OG11名が、それぞれエピソードや蘊蓄を語りました。

 歴代女子コーチ・宮崎英保(新13回)、横田堯(新15回)、荒井達雄(新18回)、北落 謙太郎(19回)、および植村秀樹(新18回)男子コーチが、それぞれ思い出を語りました。また、古川厚(新14回)、佐竹郁子(新25回)、太幡崇子(新29回)の各氏は、敏腕マネージャーとして現役を支えてくださいました。

 現役の援助活動は、これまで通り朝陽籠球部が続けますが、十日会としての活動は会員の高齢化と減少に伴いその役目を終了することになりました。

 ご存じのように、昨今の都立高校の運動部の活動は、教員の指導によるものになっていますが、教員の過剰労働が問題となっていることから、今後はOB及びOGの援助活動が再び必要になることもあるかもしれません。その時には、OB、OGが一団となって現役を支えようと思っています。

 ご出席くださった、皆様には感謝の言葉とともに、今後のご健勝を祈念いたします。ありがとうございました。(敬称略)