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新宿高校100周年記念事業

100周年記念事業ラストラン

2023年5月 朝陽同窓会幹事長 橋本健一(19回)

 1922年(大正11年)、本校の前身となる東京府立第六中学校が開校されてから、100周年にあたる節目の年を、昨年、2022年に迎えたところです。

 引き続くコロナ禍の中にありながら、2022年10月23日には本校体育館で、学校主催の記念式典が挙行され、朝陽同窓会からも役員および各回代表幹事60余名が参列いたしました。

 本同窓会では、創立100周年を記念する事業展開を目指し、早くも、2015年には、目標額を1億円とする創立100周年記念募金を開始しました。幸い、多くの同窓生また新旧教職員の方々のご賛同を得、募金額は累計8600万円を超すに至っています(2023年5月現在)。これまでの並々ならぬご協力に深く感謝申し上げます。

 この記念募金は、記念事業の一部が本年になって実施されることから、期間を1年延長し、本年度末までの募集といたします。目標額まで、あと一歩、より一層のご協力をお願いいたします

記念事業としては既に

 母校教育支援の一環として、給付型奨学金の支給が開始されており、記念募金の一部は今後10年分の基金として積み立てられています。

 また、館山寮の改修・改善事業にも充当され、2016年完成の、厨房機器の改善,厨房・食堂の冷房化や船倉の改修が行われています。特に、近年の猛暑の傾向から厨房の冷房化は、当時、従業員の健康維持の観点から喫緊の課題とされてきたものです。さらに、朝陽合唱団の設立ホームカミングデーの開催等も順調に進められてきました。

 ところが、2019年9月に房総半島を直撃した台風15号により、館山寮は男子棟が全壊するという大きな被害を受けました。さらには、2020年に始まったコロナ禍が同窓会活動にも大きな影響を与えることとなったのはご承知のとおりです。

 館山寮に関しては、被害後直ちに緊急館山寮再建募金を開始し、今日までに、累計4000万円を超す寄付(2023年3月現在)をいただきました。それにより、保険金をも合わせ、昨年(2022年)6月に、全壊した男子棟の再建に加え、老朽化した女子棟の建て直しを含めた再建事業が完了し、コロナ禍により休止されていた臨海教室も再開されたことは、既にお知らせしたところです。会員および関係の方々の館山寮に寄せる熱い思いに改めて感謝いたします。

 さて、本年度は100周年記念事業展開の最終年にあたります。昨年10月に予定されていた記念祝賀会は新型コロナウィルス感染拡大への懸念から中止のやむなきに至りましたが、以下の諸事業が現在、計画または進行中です。

記念音楽祭

記念美術展

記念誌発行
 「百年の歩み」・・・・六中・新宿高校100年の歴史
 「木々の翠を見やりつゝ」・・・・恩師,同窓生による寄稿、及び座談会で構成
   様々な分野で活躍される卒業生、恩師、各卒業回・部活・支部からの寄稿者、及び座談会出席者を含め、約200名の方が登場

記念庭園整備

 このように、コロナ禍の影響を受けつつも、関係者一同の創意工夫により、多くの事業が展開されています。会員の皆様におかれましては、各事業の成功を目指し、より一層のご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。   




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