多摩朝陽会について

　多摩朝陽会は２００２年５月の準備会合を経て、２００３年の第１回から２０１９年の第１７回まで、毎年７月〈パリ祭前後の梅雨明けの時期〉に開催されてきました。当初は参加者が４０名を超える回も珍しくありませんでしたが、近年はその半分ほどの人数になっていました。いずれにしても、支部会合ならではの親しい交流がありました。近年の会合については、３名の世話人のもう一人、大内哲さん（３３回）が「朝陽」誌に報告記事を寄稿しています。

　２０２０年からは会合を開催できない衛生状況になり、会場としていた京王プラザホテル多摩も２０２３年１月の営業終了が決まったため、今後の見通しが立たないまま多摩朝陽会は休会状態です。どうかご了承ください。

多摩朝陽会の歴史

　多摩朝陽会は、佐藤喜一さん（六中２２回、国語科教師）と石川舜さん（７回）が声かけ、森田亨さん（７回）と河合明博（５回　２０２２年没）らと準備委員結成、地域の同窓生に呼び掛けて始まった。

　準備会は確か２００２年。発足当初は、なかなかすごい意気込みがあって、「多摩ニュータウン朝陽会会則」なるものも制定された。１０か条からなる立派な会則である。

　当初、多摩ニュータウン朝陽会と名乗ったが、第１２回から“ニュータウン”を取り外した。当初から、川崎市の同窓生にも呼び掛けていたのだから、少々遅かったように思う。
　
　多摩朝陽会、日常的な活動をしておらず、年一回の総会・懇親会のみであるが、一応定着しているように思う。当初は、尺八の演奏など、出しものや、講演が前段であったが、多士済々の同窓生であるが、実際には人選に苦労があり、いつの間にか懇親会中心になっている。

　大浜信用さん（２４回）の関係で、会場は、京王プラザホテル多摩の四階、「たまつばきの間」に決まっている。これも有難いことである。

　なやみと言えば、出席者が若い人に拡がらないこと。是非。若い同窓生誘い合ってのご出席を。
宴席は、バイキング方式であるが、２０１９年から持ち込みを始めた日本酒が人気で、あっという間に売り切れた。会のしめくくりは、校歌ではなく、“健児の歌”だというのは当然か。